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「ピラティス」

最近は馬場の砂が乾いて良くなった!と思うと
雨や雪でドロドロに戻ってしまうというモドカシイ日々です。
寒暖差も厳しいので身体に堪えますね。

先日、リニューアルした馬事公苑で開催された
ホースメッセへ行って参りました。

Instagramで出会ってからずっと気になっていた
「乗馬のためのピラティス Riding&Pilates CARNA」さんの
講習会を受講してまいりました!!

「馬のために 気づける身体のつくり方」
講師はピラティスインストラクターの谷野由紀さん!
乗馬インストラクターでもあるので心強いです。

冒頭で“残念ながら地上で出来ないことは馬上でも出来ない“という言葉に
耳が痛い。グサッ!と心に刺さるお言葉。

自分の身体がどう動いているのか?
意識して気づきコントロールをしていく。

騎座、脚、拳
主にこの三つについて身体の動き、エクササイズという内容でした。

騎座「骨盤のポジションや坐骨」
骨盤は身体の中心にあり脊椎に繋がっているので
姿勢に大きく関わっている。
骨盤が前傾していると反り腰だったり
後傾していると猫背だったりとするようです。
骨盤がニュートラルの位置にあると椅子の座面に坐骨が垂直に当たって背筋も伸びている。
椅子に座って自分の坐骨・・・どこ??と意識してみると
私は左の坐骨が感じられません!?あるはずなのですが(笑)
右に荷重がかかっている?アンバランスはここから!?
レッスン中に右に落ちないで!って良く言われます・・・
駈歩でも右手前が得意だったり・・・思い当たることが多いです。

脚「股関節、膝関節、足関節」
鎧を踏むというか捉える感覚に繋がるところ
この三つの関節のどれか一つでも力が入りロックされてしまうと
鎧を捉えることが難しいかもしれません。
正反動の時に膝で馬体を挟んでバランスを支えてしまい
膝に力が入リ鎧が脱げてしまうという経験があります。

足指の感覚も大切とのこと
裸足で地面に爪先立ちできますか??
私はフラフラして爪先立ちの継続ができませんでした。
足底感覚というらしい。力、方向、傾きを感知するセンサーが
足裏にはたくさんあるそうです。
鎧を捉える感覚。
正しい姿勢で乗っていれば脚が正しい位置にあるので
鎧が脱げてしまっても必然と鎧は爪先に戻ってくる!と教えてもらった事が
あります。
正しいとされる位置に座っていられるバランス・・・

拳「肩甲骨」
手綱を持っている拳はどこで支えていると思われますか?
腕の力かと思っていたのですが、
なんと!肩甲骨!!と体幹とのこと。
姿勢を保つために肩甲骨を意識していますが・・・
馬が頭をグイーっと下げた時に上半身が前のめりになってしまうことがあるなぁ・・・
姿勢が悪いと肩甲骨が正しい位置にないので支えきれない。

ストレッチやエクササイズを通して
自分の身体を知るということがとても大切なんだな
ということを実感しました。

全てに共通するところが身体の中心である腹部、体幹だなと思いました。
背筋を伸ばして綺麗な姿勢を意識すると腹筋や背筋に力が入ります。綺麗な姿勢を保っていられないと、あちこちのバランスが悪くなっていく。
自身の日頃の猫背、片足体重の楽な姿勢をちょっとずつ意識して改善して
馬上でも活かせるといいなと思っております。

ざっくりな内容で上手く伝える事が出来ず申し訳ありません。
騎乗をしていて気になる自分の姿勢や左右のアンバランスを
なんとかしたい!と思いたち、ピラティスに行きつきました。
元々は負傷された方へのリハビリとして開発れたというピラティス。
負荷が少なく無理せず自分の身体と向き合えそう!と思っております。

ご興味がありましたら
是非、Instagramにて「乗馬のためのピラティス」を検索してみてください。
馬のイラストがとてもキュートです。

恩方ステイブル 谷