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「疝痛」
こんにちは、本場の金武です。
6月に入り、いよいよ梅雨の季節となりました☔️
気温が30度近くまで上がる日もあれば、雨で急に肌寒くなる日もあり、寒暖差の激しい時期ですね。人間と同じように、馬もこうした気温差にとても敏感で、体調を崩しやすくなります。
この時期に特に注意が必要なのが、「疝痛(せんつう)」です。
馬の疝痛の多くは便秘によるものですが、腸捻転や腸閉塞が原因の場合もあり、命に関わることもある深刻な症状です。
疝痛の主な兆候には、以下のようなものがあります。
- ボロ(糞)をしていない
- 疲れたような表情や目つき、全体的なだるさ
- お腹を頻繁に気にする仕草(見る、蹴るなど)
- 寝たり起きたりを繰り返す
- 前掻き(前脚で地面を掘るような仕草)
普段あまり横にならない馬が寝ていたり、ごはんを残したりしている時には、体調不良のサインかもしれません。
こうした変化にいち早く気づくためには、日頃から馬の様子をよく観察しておくことがとても大切です。
会員の皆様も、おやつをあげる時や馬と触れ合う際に「なんだかいつもと様子が違うな…」と感じたら、遠慮なくスタッフにお声がけください📢
…とはいえ、ただ単に新しいオガを敷いてもらって気持ちよくて寝ているだけ、ということもありますのでご安心を🥹
皆さまもどうぞ体調にお気をつけてお過ごしください!